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国宝 薬師寺展 [とほほ見聞録]

なぜここまで盛況なのか。
東博で開催中の「国宝 薬師寺展」は最終5日間は連日20:00まで開館され、大混雑が予想されそうです。

先日行ってみましたが、やはり入場制限で70分待ちという状態です。ところが、本館から平成館までの連絡通路を行ったら、あっさりと入場することができました。
あれ、入場制限は解除されたのかな、と外を見たらやはり多くの人が行列を作っていました。これっていけないことだったのかしら?

とにかく会場内はすごい混雑でゆっくりと観ることができません。
とくに「国宝 吉祥天像」の前は、いつ事故が起きても不思議ではないくらい、押し合いへし合いの状態です。
入口の案内の人も「1カ月位前は寒いくらいに全然人がいなかったのに」と頭を傾(かし)げていましたが、たぶん私はテレビ番組の影響ではないかと考えています。

4月から薬師寺をテーマにした番組NHKの制作で放映され、再放送を含めるとすでに延べ十数回も放送されています。じつは私もそれ(迷宮美術館)を観てから足を運ぼうとしていた一人でした。

ところで話は違いますが、NHKの見たかった番組を見逃してしまった時などに、便利なサービスがあるのをご存知ですか。
番組名を登録しておくと再放送予定のお知らせメールが届くというサービスです。詳しくはNHK+IDサービスからご覧ください。

さて薬師寺展の混雑ですが、夜8時の閉館30分前になっても、人の数は一向に衰える気配がありません。ひと通り観終わったのですが、もう一度入口から足早に観てまわることにしました。複製・模造を含めて現在東博に合計3体が展示されている聖観音菩薩(ぼさつ)立像のところは、ようやく人が少なくなっていました。
下から斜め上にあたっている照明を手で遮ると、天井に映っている仏像の影が揺れます。

じつはTBSの情熱大陸という番組で、この薬師寺展を担当する東博専属の照明デザイナーが紹介されていました。光のあて方ひとつで大きく見え方が違うそうで、そんなことも試してみたかったのです。天井に映った影はとても神秘的でした。

さて薬師寺は天武天皇と持統天皇の愛を記念する寺だと、前にも紹介した梅原猛著「隠された十字架」に書かれていました。そのせいか、この聖観音菩薩立像も今回初めて寺の外に出たという日光・月光菩薩立像にしてもとても女性的です。
もう一度観てみようと、日光・月光菩薩のところへ向かうことに...。
驚いたことにこの2つの最高傑作の前は、閉館5分前でも人であふれていました。



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